多汗症におけるボツリヌストキシンや塗り薬の治療効果

多汗症の治療には色々なものがあります。代表的なものはボツリヌストキシンを使用しての治療です。このボツリヌストキシンを使った治療は、最も効果が高いものとして知られています。この注射については後に詳しく述べるとして、まず、手ごろなものとして塗り薬があります。ただこの薬は持続期間が短く、数日から数週間程度であり、その都度何度も塗り直しが必要となります。なお、この薬は病院で調合してもらいます。その他、顔汗を止めるものとして顔汗対策クリームが市販されています。また、医薬部外品ですが、手汗ならば手汗止めハンドクリームが市販されています。

飲み薬について

飲み薬として代表的なものは、プロバンサインと呼ばれる抗コリン剤です。これは病院で処方され、保険も適用されています。この効果としては、交感神経の伝達物質にアセチルコリンがあり、このアセチルコリンの働きを抑えることで、発汗が抑えられるのです。これと同様の抗コリン作用を持つものとして別の薬もありますが、この場合は保険適用外になってしまうこともあるので、保険範囲内に収めたい人には注意が必要です。
また、精神疾患の症状としての多汗症の場合は、別の薬が用いられます。これは精神科から出される抗コリン作用を持つ薬ですが、この場合は多汗症の治療薬としての投薬ではないので、保険適用外になってしまうこともあります。
漢方薬にも多汗症の治療薬があります。ただし、これは多汗症へ直接働きかけるものではなく、抗不安薬のように交感神経を落ち着かせ、ホルモンバランスを整えるために処方されます。更年期障害や妊娠、出産の際に用いられることが多いです。

手の平の治療法と効果

多汗症というとどうしてもわきの下を連想してしまいますが、実は局所性多汗症として、本人にとってはわきの下よりも深刻な問題になるのが、手のひらの多汗症です。これは、手のひらを使う仕事に従事している人たちに言えることなのです。
たとえば、美容師やマッサージ・指圧師などです。人の体に触ったり、手のひらを使う職業の人にとっては、顧客に不快な気持ちを与えるのではないかと不安になってしまう人も多いです。それがまた余計に精神的なストレスになりますから、問題が深刻になりがちなのです。水に微弱な電流を流して、その水に手を浸すことで治す療法もあります。これはまたイオントフォレーシスという治療で、週1回通院することで効果が出てきます。

ピックアップ記事

多汗症をボツリヌストキシン注射以外で治す

多汗症はボツリヌストキシン注射による治療法が最も効果的でしかも治療費も安く済みますが、この方法で効果がなかった場合は、手術という選択肢もあります。例えば、悩んでいる症状が多汗症以外にもあると注射だけで...

多汗症に効果的なボツリヌストキシン注射

現在、多汗症に最も効果的とされるのが、ボツリヌストキシン注射と言われるものです。ボツリヌス菌という菌には、たんぱく質を生成するという特徴があります。この天然のたんぱく質が多汗症に効果を発揮します。ボツ...

ボツリヌストキシンを使用した多汗症治療の費用

多汗症の治療でボツリヌストキシン注射をした場合には、以前までは保険適用外で費用も高額になることがありました。しかし現在、わきの下ならば保険の範囲内となり、手軽に受けることができるようになりました。ただ...

多汗症におけるボツリヌストキシンや塗り薬の治療効果

多汗症の治療には色々なものがあります。代表的なものはボツリヌストキシンを使用しての治療です。このボツリヌストキシンを使った治療は、最も効果が高いものとして知られています。この注射については後に詳しく述...